【教科書と武将】歴史教科書における「徳川家康」の扱いを探究する~小学校・中学校の教科書の比較から~
概要2023年(令和5年)1月から放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』は、至るところで決断を迫られ、迷い苦しみながらも前に進んでいく徳川家康の姿を描いている。優柔不断かつ心配性で、精神的に未熟な面をさらけ出すなど、これまでとは異なる徳川...
概要2023年(令和5年)1月から放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』は、至るところで決断を迫られ、迷い苦しみながらも前に進んでいく徳川家康の姿を描いている。優柔不断かつ心配性で、精神的に未熟な面をさらけ出すなど、これまでとは異なる徳川...
羽柴秀吉の中国攻め織田信長の命で中国地方に進軍を続ける羽柴秀吉。1580年(天正8年)1月に播磨国・三木城を平定後、但馬・因幡の平定へ向かった。羽柴軍が因幡国・鳥取城を包囲して3ヶ月後。因幡国守護職で城主の山名豊国が単独で降伏を申し出た。し...
概要2023年度(令和5年度)に小学校の歴史学習で使われる教科書は、教育出版『小学社会⑥』、東京書籍『新しい社会 6 歴史編』、日本文教出版『小学社会6年』の3冊が発行されている。小学校歴史教科書の概要については、学習内容や方法を定めている...
概要子どもたちが日本の歴史を本格的に学習するのは、小学校6年のときからである。学習する内容や方法などは、「学習指導要領」と「学習指導要領解説」(以下、「解説」という)に従うものとされている。学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の学習水準が...
概要静岡県静岡市の中心街にある駿府城は、徳川家康が二度、居城とした名城である。一度目は1586年(天正14年)から1590年(天正18年)まで、二度目は1607年(慶長12)から1616年(元和2年)に徳川家康が没するまでである。それに伴い...
概要駿府城は静岡県静岡市の中心部に位置し、現在、本丸・二の丸の跡地が「駿府城公園」として整備されている。公園内には東御門(ひがしごもん)や巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)が復元され、堀や石垣も比較的よく保存されている。堀につい...
概要徳川家康は駿府(静岡県静岡市)と縁が深く、その生涯で3度、駿府を生活の拠点とした。最初は、1549年(天文18年)から1560年(永禄3年)まで、今川義元(よしもと)の人質として今川館(いまがわやかた)の周辺に居住していた。次いで、15...
概要「浜松城」(静岡県浜松市)は三方ヶ原台地の最東南端、台地が天竜川の沖積平野に移る所に位置し、浜松駅より徒歩約20分である。1570年(元亀元年)に徳川家康が「引馬(ひくま)城」を取り込んで築城し、1586年(天正14年)に「駿府城」(静...
概要岡崎城(愛知県岡崎市)は1542年(天文11年)12月に徳川家康(幼名・竹千代)が産まれた城として知られている。徳川家康は1569年(永禄12年)に浜松城(静岡県浜松市)に移るまで、織田氏・今川氏の元で人質生活を送った13年間を除いて1...
ヒットメーカー三谷幸喜先生による2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がグランドフィナーレを遂に迎えてました。同作の一ファンであった筆者にとっては、未だに「鎌倉殿ロス」から脱却できないでいる状況であります(汗)。最終回も、正しく『予...