城や史跡などをご紹介
世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」~構成資産・関連資産の遺跡の解説~
北海道・北東北の縄文時代日本列島の歴史において、約15,000年前から約2,400年前までの時期を「縄文時代」と呼んでいる。縄文時代の前の旧石器時代は寒冷な気候が長く続き、縄文時代の後は稲作農耕が普及した弥生時代となる。世界文化遺産に登録さ...
城や史跡などをご紹介
北海道・北東北の縄文時代日本列島の歴史において、約15,000年前から約2,400年前までの時期を「縄文時代」と呼んでいる。縄文時代の前の旧石器時代は寒冷な気候が長く続き、縄文時代の後は稲作農耕が普及した弥生時代となる。世界文化遺産に登録さ...
概要 神奈川県秦野市は神奈川県央の西部に位置し、東・北・西の三方を丹沢山塊の山々に囲まれた盆地である。この地に平安時代末期から鎌倉時代にかけて勢力を誇ったのが、2022年(令和4年)NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも登場している波多野氏...
概要 東海道線湯河原駅から徒歩5分ほどの所に万年山城願寺(湯河原町堀内)があるが、その付近一帯は土肥実平の館があったと伝えられている。また、北西背後にそびえる標高約563mの城山山頂には土肥城跡が残されているが、土肥氏の城跡であるかは定かで...
柳之御所遺跡の発掘調査2022年(令和4年)のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している武士はどのような館に住み、どのような生活を送っていたのか。それを解明するには、文献史料や絵巻物などの絵画資料が有効であるが、これらの史資料は必ずし...
藤原秀衡と平泉藤原秀衡(ひでひら)は藤原清衡(きよひら)・藤原基衡(もとひら)に続く奥州藤原氏第3代目の当主で、1170年(嘉応2年)に鎮守府将軍に、1181年(治承5年)には陸奥守も兼任した。陸奥・出羽(現・東北地方)の軍事・警察・行政権...
武田勝頼が頼った山城岩殿山城(いわどのやまじょう)は、山梨県大月市の標高約634mの岩殿山に築かれた山城で、登城口までは中央本線・大月駅から徒歩で約15分である。岩殿山は相模川水系の桂川と葛野川とが合流する地点の西側に位置し、南面は西から東...
要害山城の概要・アクセス要害山城(山梨県甲府市)は1520年(永正17年)6月、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)から北東へ約2.5㎞離れた標高約800mの要害山に武田信虎によって築城された山城である。武田信虎・武田信玄・武田勝頼の三代にわた...
整備計画と発掘調査城郭を調査する方法には、文献史料や絵図類などを読み解く文献調査や、現地に赴き現状の遺構を観察する縄張調査、そして発掘調査で発見された遺構や遺物を分析・考察する方法がある。躑躅ヶ崎館(山梨県甲府市)は1519年(永正16年)...
躑躅ヶ崎館山梨県甲府市に所在する躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)は、1519年(永正16年)の築城から1581年(天正9年)年に新府城に移転するまでの約60年間、武田信虎・武田信玄・武田勝頼の3代の居館となり、領国経営の中心であった。武田氏...
躑躅ヶ崎館の概要真田信綱(幸隆)・信綱父子の屋敷があった躑躅ヶ崎(つつじがさき)館(山梨県甲府市)は、戦国時代に甲斐国(山梨県)の守護・武田氏の本拠地として築かれた。躑躅ヶ崎館は県中部の甲府盆地の北端、南流する相川の扇状地上に位置する。東側...