【西洋式城郭】江戸湾に築かれた「台場」を探究する~江戸幕府の海防政策と関連付けて~
概要江戸時代初期は朱印貿易の下、戦国時代の南蛮貿易の影響により日本人の海外渡航や貿易が盛んであったが、江戸幕府はキリスト教の禁止とともに、1616年(元和2年)以降、海外との交流を制限指していった。1641年(寛永18年)以降は、「鎖国」と...
概要江戸時代初期は朱印貿易の下、戦国時代の南蛮貿易の影響により日本人の海外渡航や貿易が盛んであったが、江戸幕府はキリスト教の禁止とともに、1616年(元和2年)以降、海外との交流を制限指していった。1641年(寛永18年)以降は、「鎖国」と...
江戸城天守の概要現在、江戸城の本丸の西北端近く、北桔橋(きたはねばし)門の正面に位置する天守台は、明暦の大火(1657年)後の1658年(万治1年)9月に再建された天守台が基となっている。その後、1860年(万延1年)の小天守台を縮小する工...
江戸城の概要 江戸城(東京都千代田区)は江戸幕府の政庁が置かれて政治の中心であり、また徳川将軍15代の居城でもあった。江戸城の歴史は平安時代に江戸重継(しげつぐ)が館(やかた)を構えたことに始まるとされている。江戸氏が15世紀の動乱のなかで...
概要子どもたちが日本の歴史を本格的に学習するのは、小学校6年のときからである。学習する内容や方法などは、「学習指導要領」と「学習指導要領解説」(以下、「解説」という)に従うものとされている。学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の学習水準が...
星形城郭の概要北海道函館の五稜郭や長野県佐久市にある龍岡城は、これまでの我が国の城郭とは異なり、五つの角を持つ星形をしている。こうした城郭は15世紀半ば以降のイタリアで発生し、17世紀後半、世界各地で急速に発展・普及していった築城様式である...
概要江戸時代末に北海道の箱館(現函館)に星型稜堡をもつ西洋式城郭として五稜郭が築城された。函館の五稜郭は、城内の箱館奉行所や戊辰戦争(1868年~1869年)の最終局面である箱館戦争の舞台として国内外によく知られている。現在は国の特別史跡と...
五稜郭の築城日本の城は弥生時代の環濠集落から古代の山城・水城(みずき)、城柵(じょうさく)などを経て、中世になる堀と土塁からなる館・山城などが全国各地に築かれた。現在、全国に3万~4万の城があったとされているが、その大半は中世の城である。安...
「龍口寺」の大書院江ノ島からみて北東の高台にある寂光山「龍口寺」は、1337年(延元2年)に日蓮宗の開祖である日蓮の弟子日法が、「龍ノ口法難の霊跡」として一堂を建立したのが始まりとされている。「龍ノ口法難」とは、1271年(文永8年)に日蓮...