【教科書と城】小学校歴史教科書に登場する「城」の紹介~学習指導要領と教科書制度を踏まえて~
概要子どもたちが日本の歴史を本格的に学習するのは、小学校6年のときからである。学習する内容や方法などは、「学習指導要領」と「学習指導要領解説」(以下、「解説」という)に従うものとされている。学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の学習水準が...
概要子どもたちが日本の歴史を本格的に学習するのは、小学校6年のときからである。学習する内容や方法などは、「学習指導要領」と「学習指導要領解説」(以下、「解説」という)に従うものとされている。学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の学習水準が...
概要静岡県静岡市の中心街にある駿府城は、徳川家康が二度、居城とした名城である。一度目は1586年(天正14年)から1590年(天正18年)まで、二度目は1607年(慶長12)から1616年(元和2年)に徳川家康が没するまでである。それに伴い...
概要駿府城は静岡県静岡市の中心部に位置し、現在、本丸・二の丸の跡地が「駿府城公園」として整備されている。公園内には東御門(ひがしごもん)や巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)が復元され、堀や石垣も比較的よく保存されている。堀につい...
概要「浜松城」(静岡県浜松市)は三方ヶ原台地の最東南端、台地が天竜川の沖積平野に移る所に位置し、浜松駅より徒歩約20分である。1570年(元亀元年)に徳川家康が「引馬(ひくま)城」を取り込んで築城し、1586年(天正14年)に「駿府城」(静...
概要岡崎城(愛知県岡崎市)は1542年(天文11年)12月に徳川家康(幼名・竹千代)が産まれた城として知られている。徳川家康は1569年(永禄12年)に浜松城(静岡県浜松市)に移るまで、織田氏・今川氏の元で人質生活を送った13年間を除いて1...
概要愛知県岡崎市に所在する岡崎城は、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマ『どうする家康』の主人公である徳川家康(幼名・竹千代)が生まれた城である。今も岡崎城内には、1542年(天文11年)12月、徳川家康が誕生したときに使われた「東照公...
徳川家康の略歴2023年(令和5年)1月9日から放映が始まったNHK大河ドラマ『どうする家康』では、松本潤が演じる徳川家康の生涯がタ-ニングポイントで、どのような選択をしたかという視点から描かれる。徳川家康は1543年(天文11年)に三河国...
はじめに真田信繁(幸村)の遺児である阿梅は、大坂の陣ののち伊達政宗の重臣・片倉小十郎の側室となり、その弟の真田大助も伊達家の家臣となった。片倉家が代々城主を務めた白石城は謎の城と言われるほど、築城主や築城時期、二階櫓から三階櫓への改築の有無...
はじめに真田信繁(真田幸村)の遺児である阿梅や真田大八(片倉守信)が過ごした白石城は、明治維新を機に廃城となった。現在は1992年(平成4年)からの復元工事により、天守の代わりをつとめた三階櫓などが復元されている。築城から廃城まで主なものだ...
真田信繁(真田幸村)の遺児である阿梅とその弟・真田大八(片倉守信)の墓が宮城県白石市の「功徳山当信寺」にある。1615(慶長20)年の大坂夏の陣において真田信繁(幸村)が討死した後、阿梅は伊達政宗の重臣である片倉重長の継室となり、真田大八は...