徳川将軍15代の居城「江戸城」の天守を探究する~短期間しか存在しなかった天守と現在も残る天守台~
江戸城天守の概要現在、江戸城の本丸の西北端近く、北桔橋(きたはねばし)門の正面に位置する天守台は、明暦の大火(1657年)後の1658年(万治1年)9月に再建された天守台が基となっている。その後、1860年(万延1年)の小天守台を縮小する工...
真田家関連の城跡情報
江戸城天守の概要現在、江戸城の本丸の西北端近く、北桔橋(きたはねばし)門の正面に位置する天守台は、明暦の大火(1657年)後の1658年(万治1年)9月に再建された天守台が基となっている。その後、1860年(万延1年)の小天守台を縮小する工...
藤堂高虎による縄張り 江戸城(東京都千代田区)は江戸時代、江戸幕府の政庁及び徳川将軍15代の居城として機能し、明治維新後は天皇が住まいする皇居となり、日本の中枢としての役割を担い続けている。1590年(天正18年) 8月、徳川家康が江戸城に...
江戸城の概要 江戸城(東京都千代田区)は江戸幕府の政庁が置かれて政治の中心であり、また徳川将軍15代の居城でもあった。江戸城の歴史は平安時代に江戸重継(しげつぐ)が館(やかた)を構えたことに始まるとされている。江戸氏が15世紀の動乱のなかで...
松平氏8代の始まり 2023年(令和5年)のNHK大河ドラマ『どうする家康』の主人公・徳川家康が生を受けた松平氏は、三河の松平郷(愛知県豊田市松平町)から始まった。松平郷は、在原信盛(ありはらのぶもり)が開拓して館(「松平館」)を構え、その...
概要小牧・長久手の戦いは1584年(天正12年)3月から11月にかけて、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)と織田信雄(のぶかつ)・徳川家康との間でおこなわれた戦いである。尾張(愛知県西部)北部の小牧山と長久手を中心に、尾張南部・美濃(岐阜県)・伊勢...
概要2023年度(令和5年度)に小学校の歴史学習で使われる教科書は、教育出版『小学社会⑥』、東京書籍『新しい社会 6 歴史編』、日本文教出版『小学社会6年』の3冊が発行されている。小学校歴史教科書の概要については、学習内容や方法を定めている...
概要子どもたちが日本の歴史を本格的に学習するのは、小学校6年のときからである。学習する内容や方法などは、「学習指導要領」と「学習指導要領解説」(以下、「解説」という)に従うものとされている。学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の学習水準が...
概要静岡県静岡市の中心街にある駿府城は、徳川家康が二度、居城とした名城である。一度目は1586年(天正14年)から1590年(天正18年)まで、二度目は1607年(慶長12)から1616年(元和2年)に徳川家康が没するまでである。それに伴い...
概要駿府城は静岡県静岡市の中心部に位置し、現在、本丸・二の丸の跡地が「駿府城公園」として整備されている。公園内には東御門(ひがしごもん)や巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)が復元され、堀や石垣も比較的よく保存されている。堀につい...
概要徳川家康は駿府(静岡県静岡市)と縁が深く、その生涯で3度、駿府を生活の拠点とした。最初は、1549年(天文18年)から1560年(永禄3年)まで、今川義元(よしもと)の人質として今川館(いまがわやかた)の周辺に居住していた。次いで、15...