戦国時代・江戸時代の武将、城郭など
真田氏の名城「上田城」~築城経緯にみる真田昌幸の外交戦略~
「上田城」は上田盆地の北部に位置し、千曲川の分流である尼ヶ淵に面しており、「尼ヶ淵城」とも呼ばれた。1583(天正11)年に真田昌幸が築城し、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いまで真田氏の本城として領国支配の中心であった。この城には、158...
戦国時代・江戸時代の武将、城郭など
「上田城」は上田盆地の北部に位置し、千曲川の分流である尼ヶ淵に面しており、「尼ヶ淵城」とも呼ばれた。1583(天正11)年に真田昌幸が築城し、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いまで真田氏の本城として領国支配の中心であった。この城には、158...
「名胡桃城」は、利根川と赤谷川の合流点から南西の河岸段丘上、標高約 430m のところに位置する中世城郭である。この地は越後方面から三国峠を越えて沼田、中山へ至る交通の要地で、現在も城の南西を国道 17 号バイパス(月夜野バイパス)が通って...
沼田城(群馬県沼田市)は1540年代(天文年間)に沼田盆地の中央、利根川と薄根川の合流地点の東南、比高70m の崖上に築かれた。この地は、東北方面は会津、東南は桐生、西は上田に通じるといった交通の要地である。その一方、これらの方面から沼田に...
2016年(平成28年)放映のNHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングで登場した「岩櫃城」(群馬県吾妻郡)は、1405年(応永12年)に斎藤憲行が築城した難攻不落の堅固な山城である。1563年(永禄6年)に武田信玄の命により真田幸綱(以下、...
2009年8月に公開のアニメ映画「サマーウォーズ」の舞台となった「戸石城」は、上田盆地の北側 標高1300mの東太郎山の先端の尾根上に築かれた堅固・雄大な山城、南の上田平や北東の真田郷を一望できる位置にあり、「戸石城」は南から「砥石」・「本...
真田氏の出自については、主なものとして、①古代の大伴氏説、②禰津氏配下の武士説、③清和源氏説、④滋野氏一族の海野氏説が知られている。①は古代に真田町周辺におかれたとされる「国牧」(律令国家における国営の牧)の管理者である大伴氏がそのまま武士...
真田氏は東信濃の古くからの豪族海野氏の一族で、室町時代から「真田本城」・「松尾古城」(長野県上田市)周辺を本拠地として、戦国時代に真田幸隆、真田昌幸、真田信幸・信繁(幸村)兄弟の三代にわたって、武田・上杉・北条・豊臣・徳川といった大勢力の中...
山本勘助山本勘助(やまもと-かんすけ) 諱・晴幸まず、山本勘助の存在として、そのものが実在したのか、それとも架空の武将なのか、そのこと自体はっきりとした証明ができない、謎に包まれた伝説の武将である。【甲陽軍鑑】や他の文献によると、1493年...
大阪城に入った真田幸村(真田信繁)と真田大助は、豊臣秀頼を守り、1615年、大坂夏の陣にて討死したというのが通常の説です。しかし、敵前を突破して、九州の薩摩まで落ち延びたという伝承もあります。大阪から船に乗って逃れたとされています。まぁ、こ...
松代城松代城(まつしろじょう)は戦国時代には海津城(かいづじょう)と呼ばれていた輪郭式平城で、国の史跡に指定されています。別名は、貝津城、長野城、茅津城(かやつ)とも言います。築城時期は不明ですが、武田信玄が善光寺平に進出すると、ここにあっ...