撫民思想「仁政の礎」を築いた鎌倉幕府3代執権・北条泰時
ヒットメーカー三谷幸喜先生による2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がグランドフィナーレを遂に迎えてました。同作の一ファンであった筆者にとっては、未だに「鎌倉殿ロス」から脱却できないでいる状況であります(汗)。最終回も、正しく『予...
ヒットメーカー三谷幸喜先生による2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がグランドフィナーレを遂に迎えてました。同作の一ファンであった筆者にとっては、未だに「鎌倉殿ロス」から脱却できないでいる状況であります(汗)。最終回も、正しく『予...
概要2022年(令和4年)のNHK大河ドラマは鎌倉幕府2代執権・北条義時(よしとき)が没する場面で終了した。北条義時が没した場所は、鶴岡八幡宮の東南、現在、宝戒寺(ほうかいじ)が所在する一帯にあったという、代々の執権が居住した北条執権邸であ...
1224年(元仁元年6月13日)に、鎌倉幕府2代執権にして、京都朝廷軍との決戦「承久の乱(1221年/承久3年)」の大勝を経て、名実ともに永きに渡る『武士の世の礎』を築き上げた北条義時(享年62歳)が死去しました。 承久の乱で後鳥羽・土御...
三谷幸喜先生脚本による2022年の人気NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、いよいよ大詰めを迎えています。主人公の執権・北条義時が狡猾な謀略を用いて己の政敵を葬り去るという、いわゆる小栗旬さん演じる『闇落ち義時、ダークヒーロー・北条義時』...
12世紀末の平安末期、軍事貴族ながらも伊豆在住の一介の流人に過ぎなかった源頼朝が、一代にて鎌倉武家政権の棟梁こと初代・鎌倉殿になった最大の理由は、当時の中央政権たる京都朝廷、その中枢を占めていた平清盛を総帥とする平氏一族の独占政治体制に大...
畠山重忠とは 2022年(令和4年)のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13」で中川大志が演じている畠山重忠は、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将で、鎌倉幕府の有力御家人として活躍した。畠山重忠は武勇だけではなく、音楽の才能もあり、その人柄は清廉潔...
北条氏邸跡の概要 静岡県伊豆の国市の守山にある「史跡北条氏邸跡(円成寺跡)」(以下、「北条氏邸跡」という)は北条氏の館と、鎌倉幕府滅亡後に北条氏の菩提(ぼだい)を弔うために建立された円成寺(えんじょうじ)からなる複合遺跡である。2022年(...
概要 北条義時が主人公の2022年(令和4年)のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年7月3日(日)の第26回「悲しむ前に」で源頼朝が謎の死を遂げて前半が終わった。「鎌倉殿の13人」の後半は北条義時と御家人たちの間でパワーゲームが展...
1180年(治承4年)10月、東国武士団(坂東武士たち)の支持によって鎌倉にて武家政権を確立した源頼朝(鎌倉殿)が、いわゆる源平合戦(治承・寿永の乱)で、自身の異母弟・源範頼と源義経の両武将を代官(代理総大将)として西国へ派遣、宿敵である...
世の中には、組織の後方に在って「内務・庶務」を取り仕切るようなバックアップ(後方支援)を得意とする官僚的および政権運営に通じた人物、そして一方では、現場で縦横無尽な働きをして自勢力の拡大に貢献することに長じる将官型のような現場向きの人物も...